秋田県秋田市のアンチエイジング実践医院 松浦医院 : 【4】雑誌 統合医療でがんに克つ 連載記事「生きる4」

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【4】雑誌 統合医療でがんに克つ 連載記事「生きる4」

 

1996年1月、南インド、ケララ州カリカット於いて開かれた第6回国際ホリステック医学会議に出席した以外、海外に行ったことはない。今はすっかり変わったと聞くが、当時の様相のみが印象深く刻まれている。

世界中から集まった人達がホリステックライフについて発表や討論をし合った。日本からの講師には日本のアーユルヴェーダ学会の先人である元東邦大学教授幡井勉先生が選出されて日本におけるアーユルヴェーダ研究の現況をなされました。日本からは幡井先生を団長とするツアーが組まれ、10数人が参加致しました。休み時間にすれ違った外国の方から座禅における精神(魂)の動きを聞かれました。更に気功とどちらが良いかとも聞かれました。私はヨーガをやっていましたが座禅も気功もしたことはなかったので返答に困りました。今になって思うのは人によって自分に合うもの
を選び、どれをやっても良いし、同じ結論が得られる筈であると思われるのです。人はそれぞれ惹かれるものがあり、精神の平穏が得られれば、それで良いのであると思うのです。僭越ながら申せば、それぞれは精神の平穏を得るための手段でしょう。

あなたの《安らか》は何でしょうか。「私のがんは完全に治るという保証があることですよ」と答えられそうです。知人の全く病気を持っていないと思われた82歳の男性は十数年前、大腸初期癌の摘除を受けていたと聞いてびっくりしました。なぜならば、その話をお聞きするまでは病気知らずの全く健康な方というイメージだけを他人に与え、小まめに行動されて、お会いすると穏やかな表情であったからです。もともと注意深く健康を保たれておられましたが、その後は更にリズミカルなライフスタイル:食(栄養的問題は重要)、早寝早起き、1日もそうですが1週間にもリズムをとり、今もマイペースの仕事をしながら癌になったことを忘れて・・・によって再発もなく、お元気で過ごしておられます。即ち癌を受容して、その後考え込まない生活習慣をとっておられるのです。抗酸化力の低下を防ぎ癌を悪化させる酸化ストレスを抑制しておられるのです。

同じことを感じさせる女性の方にお会い致しました。10年前、乳癌のために片側の乳房を失った73歳の方の場合、抗がん剤を使用し、「大変な思いをした、もうお終いだし、好いやと思ったら気が楽になったの。そして劇団のオーデションを受けて、芝居をやって、高校の時から歌ってみたかったのをやっていなかったのでコーラスサークルに入ったら、ソロリストになった、といっても軽い歌だけど」と云いながら、《すみれのはなのさく・・・》と宝塚の乙女を想わせるように歌ってみせた。おしゃれか脱毛かは聞かなかったが素敵な帽子はずっと被っていました。定期的に健診は受けているそうですが、更に悪化してはいないそうです。癌になったのを機会に女優になり、かつ歌手になった。癌を受容し、注意をしながらも癌を忘れてしまう自分をつくりあげたのです。

そうです。自分を投げやりにするのではなく、これまで自分がなるとは思わなかった「まさか?」の癌疾患を素直に受け入れて最善を尽くしながらも、精神的にはガンを放擲し、解き放たれることは大事なことなのです。癌を生育させる要因の一つである酸化ストレスの増加、病気を抑制する抗酸化力の低下を防がなければなりません。

 

 


そのためにはあなたの精神(魂)はガンよりも強く、しかも穏やかになる必要があるのですから、ためらうことなく、そうなりましょう。
酸化ストレスと抗酸化力という言葉が強調されています。人間は生きて行くために必要だから酸素を体内に取り入れています。エネルギー生成過程代謝で活躍しますが、その時活性酸素(active oxygen)が発生します。適量のときは体内に侵入した異物を攻撃し身体を防ぐ働きをしますが、過剰になると弱りかけていたところだけではなく健康な細胞までも攻撃し始めるのです。それが全身的に行われ、問題になっている宇宙全体の各種悪変化の影響も受けながら、身体は変化しますが、あなたの悩みが生み出すストレスもガンにとっては嬉しいのです。発育するためのエサの一つだから
です。即ちフリ―ラジカル(活性酸素)の増加の原因はあなたの悩む心にもあるのです。

いつの間にか人間はビタミンC を自分では生成出来なくなってしまいました。抗酸化剤の代表です。ビタミンC 高濃度点滴療法はこの点から考えてもお勧め療法です。点滴後フリーラジカルは見事にカットされています。予防的にも他の療法との併用としてもお勧め出来ます。ビタミンE,β―カロチン、セレン、メラトニンなども抗酸化剤に含まれます。しかし、食欲の落ちた方達が見逃しがちなのはお粥やお茶漬けを少し食べた・・・でビタミン・ミネラル・酵素など代謝に必要な食物を摂れないでいることです。それは又、癌にとって大変都合の良いことなのです。精神の安定と栄養バランスのとれた食物の摂取、摂取出来ない時は他の手段をとってでも栄養バランスを崩さないようにしましょう。先程の電話は印象的でした。「前に送って下さった統合医療でがんに克つ、やっと隅から隅まで全部読みました。私のようなガンになった人が沢山いるのよ。私には皆悪たれ口を叩いて、未だ元気なの?と言うの。そして元気が良いからと当てにされて今日も病人の看病をして帰ってきたばかり」81歳のすっきり感覚、非常に面倒みが良く、冷やかしても寛容なパワーを持っている方なので、ついからかわれてしまうものの、お世話になった人は皆感謝していて本音は《長生きして欲しい
よ》が伝わって来ました。

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