秋田県秋田市のアンチエイジング実践医院 松浦医院 : 院長ブログ

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花火

当時は東京の田舎である足立に住んでいた子供のころを思い出す。
母の縫った浴衣を着て弟と線香花火を楽しむ。その頃子供向けの何でも売っている駄菓子屋から求めたものである。
「チ、チ、シュルシュル、チチ」と光になって「ポトッ」と火玉が散ると終わってしまう。

花火を楽しむ、その時間になると住宅地でありながらホタルが飛び、あたりを見渡すと「ポー、ポー」と音もなく光が夕闇に揺らめいていた。蚊のいる季節でもあり、緑色の蚊帳が寝室に張られ、開け放しの窓からホタルが入り、蚊帳の中に誘い入れて、団扇で扇いでいるうちにいつの間にか寝入ってしまう。最近の花火は年々華やかになってきた。県内のあちこちで沢山の花火が空・川面・海に響き、色・大きさ・形・曲など花火師の夢と巧み技で自然を彩り、そして今回の分は消えていく。

しかし。夢と技は新たに工夫されつつ次回に繋がって行く。最近の私は「ドーン」となっている音だけを部屋の中で聞いてだけになってしまいました。音を聞く度に幼少の時の線香花火と10年以上まえに観た大曲の競技花火大会が鮮やかに蘇って、もう一度行ってみたいと思いつつも、諸理由によりテレビで放映される花火大会で満足せざるを得なくなりました。そう言えば秋田にホタルはいるのかな?
飛んでいるのをみたことがない。
何処かに飛んでいますか?。

 

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お盆2010

 

菩提寺の宗延寺分銅瑞泉住職発信の「宗延寺だより」が届いた。宗延寺には神々しく白い花「たいさんぼく」の大木がある。素人の私は単純は知識のもとにお墓参りをしていた。郵送された「宗延寺だより」に「住職の知っ得ゼミ」欄があり《お盆のいわれと由来》の記事があった。正式名称は「盂蘭盆会・うらぼんえ」、先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間。仏教に於ける盂蘭盆(ウランバナ)の行事―地獄の苦しみを受けている人々を此の世から供養することの功徳によって、その苦しみを救いたいという行事―と、昔からの今の自分があるのは、ご先祖様のお陰であると感謝する先祖崇拝の心と合体したもの。

13日は迎え火を焚き・・・とあるが最近は環境問題もあって迎え火を焚く習慣が薄れている。墓前に供えたものもカラス達の被害を避けるために仏の食べる(?)暇もなく片付けて持ち帰るのを常とする。娑婆に合わせて仏様達も急かされている、落ち着きのない彼の世・此の世である。
 

 

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立秋

 

涼しさを感じさせる空気ではない。暑いので窓を開けると、どんよりと暑い空気が室内に流れ込む。春先に苗の発育が遅れ、イネの成長が心配されたが暑い日が続き豊作らしい情報が入ってきたものの、農家の方達には豊作過ぎても悩みがあるという。

何故か良く分からないが豊作を喜ぶことが出来ないとして、それが政策の誤りの所為でなければと、ふと思う。

狭い国土、農耕人口の減少など日本の自給自足には多くの問題を抱えているが、少なくとも一生懸命頑張っている今の農家に希望がなければ自給率は更に下がり、輸送段階で減少する栄養素の少ない食物を摂取しつづけるばかりではなく、その食品でさえ輸入されなければ飢えに繋がっていく。

目先には食品が溢れているが、その裏には未来の食糧難を考えなければいけない問題も隠されている。質の良い食糧を程良く御馳走になれる施策を望む。今日は暑い立秋であった。

 

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竿灯まつり

 

今年は珍しく、竿灯期間中晴れた。蒸して梅雨が残っている感じが5日には、本当に夏となり高温ではあったが湿りがなかった。竿灯祭り最後の今日も晴れた。秋田の晴れは雨が降らなければ「はれ」と心の中では受け止められるほど、曇りの多い県であった。夕刻には上空では風が強いと思わせる雲の流れがあったが、真夏を思わせる暑い日差しに熱中症の心配もした。竿灯は風の動きに微妙に影響され、演者の巧みの技が成功のカギを握っている。人間の自律神経の働きを考えるとき、微妙さが竿灯の揺らぎによく似ていると思う。
遠客の皆様が今宵を楽しまれ、よい印象のお土産になられたとすれば、秋田県民の一人として嬉しい。

 

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もうせんごけ

 

授業で食虫植物「もうせんごけ」の名を知った。しかし直接触れることはなかった。ショウジョウバエが食物などに停まるようになった。戦後は銀蝿が停まっても蝿を追い払って、それを食べた。不潔という前に蝿がとまっても、ガが落ちても食糧難の時代には貴重な食料であった。最近の人達には想像出来ない光景である。

ショウジョウバエは厄介であった。コバエ捕獲器も売られている。しかし、我が家では「コバエムシトリ」より「モウセンゴケ」の方が今のところ捕獲成績が良い。植物であるからちょっとした手間は少し水をあげる、であるが、離れてみていると涼しげな感じがするのに《さすが》食虫植物である。

変に蒸していたが夜に強い風と共に雨が降った。折角植えた花が地に散っている。花弁を広げ、額内の花絵のように濡れたコンクリートの上に散っていた。